日常生活の介助において、入浴介助というのは排せつ介助と同じように神経を使うデリケートなケアとなります。
最初に入浴ついて考えてみたいと思います。
入浴はいいですね、一日の疲れを落としてくれる場であったり、ゆっくり過ごす場所であったり、鼻歌でリラックスしたりする人もいます。
もちろんシャワーだけの人もいますし、お風呂は嫌だという人も少なからずいます。
入浴にはいろいろな良い点があります。お風呂に入ることで体をきれいにすることができます。
体を清潔にするだけでなく心身ともにリラックスにもつながります。
入浴することにより血液の循環がよくなり体の新陳代謝が活発になり感染や肌のトラブル予防にもつながってきます。
入浴にはリラックス効果とともにストレス解消や癒しの効果も期待できます。
また心地の良い入浴については質の良い睡眠にもつながりますので、入浴は心身のいやしに直結しますので大事な時になります。
いかに入浴を気持ち良く提供できるかが、介護をする重要なポイントとなるでしょう。
さらに入浴は体に異常があった時の早期発見にもなる場所ともなります。
入浴介助をするときのポイントについて、あなただって裸の姿を見られるのは恥ずかしいですよね、同じようにケアされている本人も羞恥心がありますので注意して配慮することが必要となります。
ご自身の肌を他人に見られるというデリケートなケアですので、本人の気持ちを考え、立ち位置に気をくばり、介助することが大事なこととなります。
自分だったらと思って、他の人に入浴介助をしてもらわなければいけない場合について、
1)どうされたら嫌か、
2)どのようなことを介助をして欲しいか、
3)どのような言葉をかけて欲しいか、
4)どのくらい離れて見守って欲しいか、
を考えてみてみましょう。
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