認知症については、先ずは本人に理由を聞いて、落ち着いて頂くことが大事となります。無理強いをしないで後ろの方から伴って行ってあげましょう。
認知症というものは、何よりも受け止めることが重要で、「そうなんですね」「それは大変ですね」といったようにわかってあげましょう。
認知症は、出来るかぎりでそれらの動向を見守ってみましょう。
認知症は、一緒になっていくらかは散歩してみるだけであっても、そのあとの本人の面持ちは違ってくるのです。
認知症は、「お腹空きませんか?」「洗濯物を畳むのを手伝ってくれませんか?」とか、その人の昔のお仕事や好きな事に誘っう。
認知症は、意識を知らぬ間にチェンジしてあげるとちょっと前徘徊したい理由は忘れてしまったりするわけです。
認知症は、気に入っている音楽や趣味を聞き入れて、なんでも良いので集中することができることを見つけ出し、気をそらすように配慮していきます。
認知症は、洗濯物を畳む場合やお手軽な掃き掃除を任せたり、日向ぼっこや庭いじりしてみたりとかします。
認知症は、花が好きだという方の為には、庭で草むしりや花を植える事をお願いをしてみたりします。
単純な生活でなんにも行なうことがないといった場合だからこそ、もっと外出したいなあという気持ちをアップする為に、エンジョイすることができることを見いだすように工夫を凝らしていきます。認知症患者と話す時のポイントは、目線を合わせてスキンシップをして、笑顔でゆっくりと喋ることです。
介護をおこなう側が、荒っぽい言葉遣いや怖い顔付きでいたら、とくに認知症の方というのはそういった気持ちを想像して暴言を吐いたり暴力行為をしたり、興奮してしままいます。
こっちサイドが笑顔であったら、何もしなくても相手も気持ちが楽になって笑顔になるので気をつかっていくと良いと思われます。
もしも繰り返し徘徊してしまいました経験がある認知症の方であったとしたら、万が一行方不明になってしまった時の為に、何かしら対策をとっておくことが重要になります。
徘徊対策としては衣服に当人の名前や自宅の電話番号を縫い付けておくけば誰かに見つけていただけた時に電話を入れてもらえます。
徘徊対策においては確実に本人の持ち歩きと思われるものや衣類には携帯電話を記載しておくようにしましょう。
自宅で暮している場合はご近所の交番やまわりの方に認知症患者だということを事前にお話しておくと、あなただけで抱え込む不安も減ります。
近所の飲食店などに対しても事情を話しておくことで、もし万引きや無銭飲食というようなアクシデントが生じた場合でも状況を分かってもらいやすいです。
介護施設などにおいては、一時間毎の見守り、衣類に名前と施設の電話番号を記入、本人の写真を写真にして保管、日中も夜間も着替える毎に服装を記載していきます。行方不明になってしまった時の連絡先や手順というようなマニュアルも作られていたりします。
ここ何年かは、徘徊者の捜索や見守りのような力を注ぐことをしている自治体も結構多いでしょう。ネットワークなどを通して警察や地域のつながりで行方不明者の情報をシェアして、早期発見と保護を目標としている地域も見受けられます。
認知症患者の行方不明は他人ごとでは無く、事故なんかになってしまうことも考えられるので、そうなる以前に地域ぐるみで共に取り組んでサポートしていく姿勢になってきています。
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